ahamo光の工事料28,600円はdポイントで全額戻る。2年で解約しても75〜83%は受け取れる
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ahamo光の「新規工事料実質0円特典」は、工事料が請求されないという意味ではありません。工事料相当のdポイント(期間・用途限定)を24回に分けて進呈するという特典です。
ではその24回で結局いくら戻るのか。ドコモが示している計算例をそのまま足すと、工事料と同じ金額にぴったり一致します。この記事は、NTTドコモの公式ページと提供条件書(2026年8月5日確認、金額はすべて税込)から、全額戻る条件と、途中でやめた場合に戻る額を計算したものです。
- 工事料28,600円は、dポイント(期間・用途限定)24回で全額が戻る設計。初回1,207pt+1,191pt×23回=28,600ptで工事料と一致する
- この特典に申込みの窓口についての条件はない。新規/光回線再利用で申し込み、申込月を含む7か月以内に利用開始すれば対象
- 解約金がかからない最初の更新期間(利用開始月の24〜26か月後)に解約しても、**21,454〜23,836pt分=75〜83%**は受け取れる
- 全額受け取る条件は、31か月目まで継続すること、届いたポイントを進呈月を含む6か月で使い切ること、ahamoのペア回線を維持すること
- 対象は新規と光回線再利用。転用・事業者変更・移転は対象外
- 契約事務手数料4,950円と、土日祝に派遣工事を行う場合の追加工事料3,300円は特典の対象外
工事料28,600円は、dポイント24回で全額が戻る
特典ページに書かれている進呈の仕方です。
「ahamo光」ご利用開始月の7か月後の月から24か月間分割進呈となります。
ドコモが示している計算例は、工事料28,600円の場合に「ご利用開始の8か月目:1,207pt」「9か月目〜31か月目:1,191pt」というものです。端数分が初回に上乗せされる形になっています。
この24回を足すと、次のようになります。
差額が出ないように端数を初回に寄せてあるので、最後まで受け取れば工事料はそのまま相殺されます。分割払い(24回・月1,191円)を選べば、8か月目以降は毎月の支払いと同じ額のポイントが届く計算になります。
なお派遣工事なしで開通できる場合、工事料は3,300円です。ドコモの工事料の記載は「0円〜28,600円」で、自分がいくらになるかは工事の種類が決まるまで確定しません。特典で戻るのも「請求する回線工事料に応じた」額なので、工事料が小さければ支払いも戻りも小さくなります。
この特典には、申込みの窓口の条件がない
ahamo光の特典には、申し込む窓口が条件になっているものがあります。1ギガの「dポイントプレゼント特典」10,000ptと、エントリー制の上乗せ5,000pt(2026年7月1日〜9月30日)がそれで、次の条件が付いています。
「ahamo光(2年定期契約)」をドコモ公式WEBサイト「ahamo光お申込み/ご相談フォーム」からお申込みまたはご相談の受付を行い、「NTTドコモ コンサルティングセンター」からお客さまへ電話連絡した後、お申込み月含む7か月以内に「ahamo光」を利用開始すること
一方、この記事の主題である工事料の実質0円特典に、この窓口の条件はありません。適用条件は次の一文だけです。
「ahamo光」を新規/光回線再利用でお申込みいただき、お申込み月含む7か月以内に利用開始いただくこと。
つまり工事料の28,600円分は、どの窓口から申し込んでも条件を満たせます。窓口によって変わるのは、上の10,000pt+5,000ptのほうです。
2年の更新期間で解約しても、75〜83%は受け取れる
進呈は利用開始月の7か月後の月から24か月間、つまり8か月目から31か月目までです。ahamo光の定期契約は2年なので、特典の期間のほうが契約期間より長いという形になります。
契約期間の起算は提供条件書に書かれています。
契約期間は、「ドコモ光」のご利用開始日の翌月を1か月目として計算いたします。ご利用開始日が1日の場合は、当月を1か月目といたします。
解約金がかからないのは契約満了月の当月・翌月・翌々月の3か月間です。並べると次のようになります(利用開始日が1日以外の場合)。
| 利用開始月から数えて | |
|---|---|
| ポイント進呈の開始 | 7か月後の月 |
| 2年定期契約の満了月 | 24か月後の月 |
| 解約金がかからない期間 | 24〜26か月後の月 |
| ポイント進呈の終了 | 30か月後の月 |
解約したときの扱いも特典ページに明記されています。
特典進呈期間中に「ahamo光」を解約となった場合、解約月の1か月後の月からdポイント(期間・用途限定)の付与は終了となります。
解約金がかからない最初の月(24か月後の月)に解約すると18回分、最後の月(26か月後の月)まで待つと20回分を受け取ったことになります。金額にすると次のとおりです。
| 解約する時期 | 受け取る回数 | 受け取る額 | 工事料28,600円に対して |
|---|---|---|---|
| 利用開始月の24か月後(更新期間の初月) | 18回 | 21,454pt | 75% |
| 利用開始月の26か月後(更新期間の末月) | 20回 | 23,836pt | 83% |
| 利用開始月の31か月後まで継続 | 24回 | 28,600pt | 100% |
2年で乗り換えるつもりでも、工事料の4分の3以上は戻ってくる、という見方ができます。残る4〜6回分(4,764〜7,146pt)を取り切るかどうかで、更新期間を1回見送る価値があるかを判断してください。
全額受け取るための3つの条件
1. 31か月目まで継続する
進呈が終わるのは利用開始月の30か月後の月(31か月目)です。2年定期契約の満了より後なので、更新期間を1回見送る必要があります。
2. 届いたポイントを進呈月を含む6か月で使い切る
dポイント(期間・用途限定)の有効期限は進呈月含む6か月です。
24回に分けて届くポイントは、それぞれ届いた月から6か月で期限切れになります。まとめて貯めて後で使うことはできません。 進呈先は「ahamo光」のペア回線で、進呈時点でdポイントクラブ会員でない場合は進呈されません。用途にも限りがあり、ポイント交換商品(JALのマイルへの交換を含む)などには使えません。
3. ahamoのペア回線を維持する
ahamo光はahamo契約の携帯回線とのペア回線設定が必須です。ahamo以外の料金プランに変更したりMNPしたりしてペア回線が維持できなくなった場合について、公式ページはこう書いています。
「ahamo光」は「ahamo」契約の携帯回線とのペア回線設定が必須となるため、「ahamo光」のみの状態でご契約はできません。お手続きいただけず、「ahamo光」のみの契約が継続した場合「ahamo光」は後日強制解約となりますのでご注意ください。
法人名義および未成年は申し込めません(提供条件書では18歳以上の個人名義に限る)。ahamo光はドコモ光セット割の対象外なので、ペア回線側のスマホ料金が下がることもありません。
2026年6月1日の申込分から、工事料と進呈時期が変わっている
いま「実質0円」を解説している記事には、改定前の条件で書かれたものが残っています。NTTドコモは2026年4月23日付のお知らせで、ドコモ光とahamo光の工事料改定と特典の変更を告知しました。適用は2026年6月1日以降の申込分からです。
| 新規(光回線再利用を含む)・派遣工事あり | 2026年5月31日までの申込 | 2026年6月1日以降の申込 |
|---|---|---|
| 屋内配線工事あり | 22,000円 | 28,600円 |
| 屋内配線工事なし | 11,660円 | 18,260円 |
| 工事料相当dポイントの進呈開始 | 利用開始月の1か月後の月 | 利用開始月の7か月後の月 |
戸建タイプとマンションタイプで金額の差はありません。工事料が上がり、その相当分を受け取り始める時期が6か月後ろへ動きました。戻る総額が工事料と一致する点は改定後も変わりませんが、払い始めてから最初の6か月間はポイントが1回も届かないことになります(工事料の分割払いは原則として利用開始日の翌月から始まります)。
対象になる申込みと、ならない申込み
適用条件は特典ページに次のように書かれています。
「ahamo光」を新規/光回線再利用でお申込みいただき、お申込み月含む7か月以内に利用開始いただくこと。
フレッツ光や提携CATVからのきりかえ、他社光サービスからの事業者変更、設置場所の移転は対象外です。もっとも転用で速度が変わらない場合、ahamo光の工事料はそもそも0円と案内されています。
「利用開始」はサービス提供が可能であることをドコモが確認した状態を指します。工事日は申込月の翌々月末まで予約でき、開通日の確定から利用開始まで1ギガでおおむね2週間、10ギガでおおむね1か月半かかります。7か月の枠には余裕がありますが、10ギガは申し込みから開通までの期間が長いので、日程は早めに押さえておくほうが確実です。
特典の対象にならない費用
土日・祝日に派遣工事を実施する場合の追加工事料3,300円、ドコモ光電話などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は、いずれも特典の対象外です。年末年始の派遣工事は料金が異なります。
契約事務手数料4,950円も別に必要です。光回線再利用の場合は手続費6,600円がかかりますが、2026年2月1日以降の申込で申込から180日以内に開通した場合は請求されません。
工事料を分割払いにしている途中で解約すると、残債は解約月の翌月に一括で請求されます。 ポイントのほうは解約月の1か月後で止まるので、出ていく分は一括、戻る分は途中までという形になります。この組み合わせは他社の「実質無料」でも起きるもので、おてがる光の「違約金0円」で途中解約すると、工事費の残りが一括で来るに同じ構造をまとめています。解約金は1ギガが戸建4,950円・マンション3,630円、10ギガが戸建・マンション共通で5,610円です。
なお工事着手前であれば、費用の負担なく申込みを取り消せます。期限は工事7日前の午後8時までです。
この記事で確認できていないこと
- 上に挙げたdポイントプレゼント特典10,000ptとエントリー制5,000ptについて、販売代理店経由の申込みが「ドコモ公式WEBサイトのフォームから申込/相談し、コンサルティングセンターから電話連絡を受けた後」という条件を満たすかは確認できていません。 代理店のサイトもこの条件文をそのまま掲載しています。ポイント目当てで窓口を選ぶなら、申し込む前にその窓口で確認してください。工事料の実質0円特典にはこの条件がないので、この記事で計算した28,600pt分は窓口によりません
- ahamo光のトップページ「初期費用について」には、改定前の「戸建・マンション22,000円」が2026年8月5日時点でも残っています。 1ギガ・10ギガの各プランページの新規申込みの初期費用例と工事料のページは28,600円です(10ギガページにある22,000円は、1ギガから10ギガへプラン変更する場合の工事料です)。申込前に窓口で金額を確認してください
- 自分の工事に屋内配線工事が必要かどうか。工事料は0円〜28,600円の幅があり、申し込んで工事の種類が決まるまで確定しません
- ペア回線が維持できなくなったことによる解約で解約金がかかるかどうか。販売代理店のサイトには「解約金不要」とありますが、ドコモの公式ページで同じ記載を見つけられませんでした
- 「申込月を含む7か月以内に利用開始」の条件から外れた場合に、支払った工事料がどう扱われるか
まとめ
- 工事料28,600円は、dポイント24回(初回1,207pt+1,191pt×23回)で全額が戻る。合計は工事料とぴったり一致する
- この特典に申込みの窓口の条件はない。新規/光回線再利用で、申込月を含む7か月以内に利用開始すれば対象
- 解約金がかからない最初の更新期間に解約しても、**21,454〜23,836pt分(75〜83%)**は受け取れる
- 全額受け取るには、31か月目まで継続し、届いたポイントを進呈月を含む6か月で使い切り、ahamoのペア回線を維持する
- 特典の対象外なのは、契約事務手数料4,950円、土日祝の追加工事料3,300円、オプション工事料
ahamo回線を持っていて、新規または光回線再利用で引く予定があるなら、工事料は最後まで受け取れば相殺されます。金額が確定するのは工事の種類が決まってからなので、自分の物件でいくらの工事になるかを、申込みの手続きの中で確認してください。