DTI光の転用・事業者変更は工事費0円(速度そのまま)。1ギガの最初の6か月はファミリー4,290円
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フレッツ光や他社の光コラボからDTI光へ乗り換えるなら、DTI光側の工事費はかかりません。重要事項説明書は、速度タイプを変えない転用・事業者変更について「工事費用は発生しません」と書いています。
さらに1ギガなら、最初の6か月はようこそ割とのりかえ割が重なってファミリー4,290円・マンション3,190円になります(クロス(10ギガ)はどちらの割引も対象外です)。同じプランなら、転用・事業者変更のこの6か月がいちばん安くなります。
回線を新しく引く場合、派遣工事の工事費26,400円は1,100円×24回の分割になり、同額の割引で相殺されます。ただしこの分割が始まるのは開通月の翌月です。DTI光は開通した月を「まだ料金が動き出していない月」として扱い、利用規約は当社が提供を確認した日の翌月1日を「課金開始日」と定めています。月額も、割引も、工事費の分割も、全部この日から動き出すので、「12か月使った」と思っている時点で分割は11回しか終わっていません。
この記事は、DTI光の利用規約・重要事項説明書(2026年3月23日付)・料金ページに書かれている内容を2026年8月5日に確認して整理したものです。金額はすべて税込です。
- 転用・事業者変更で速度タイプを変えなければ、DTI光側の工事費は0円
- 転用・事業者変更なら1ギガの最初の6か月はファミリー4,290円・マンション3,190円(ようこそ割とのりかえ割が重なる。クロス(10ギガ)はどちらの割引も対象外)
- 回線新規の派遣工事費26,400円は1,100円×24回。工事費相当額割引で24回払い切れば実質0円になる
- ただし回線新規の分割は開通月の翌月から始まるので、12か月目でやめると残り13回分の14,300円が一括で来る。払い終わるのは開通から25か月目
- 開通月の月額は0円
- 最低利用期間の定めはない(利用規約 第16条)。契約解除料についても規約・重要事項説明書に定めがない
- 契約事務手数料3,300円は、新規・転用・事業者変更のいずれもかかる(分割払いの設定はない)
- 転用を選ぶなら、フレッツ光側の工事費の残債を先に確認する(DTIから一括請求され、残債次第で申し込みを断られる)
- 開通月は解約できない(初期契約解除の場合を除く)。解約は月末締めで日割りなし
転用・事業者変更なら、DTI光側の工事費は0円
フレッツ光からの転用と、他社光コラボからの事業者変更は、回線を新しく引く場合と扱いが違います。重要事項説明書の「第5.転用について」です。
現在フレッツ光をご利用中のお客様で、転用時にサービス回線タイプまたは通信速度の変更を希望されるお客様は、工事費用が発生します。サービス回線タイプおよび通信速度の変更を伴わない場合、工事費用は発生しません。
「第6.事業者変更について」にも同じ趣旨の記述があります。速度タイプを変える場合は、変更前後の組み合わせによって3,300円・11,660円・22,000円のいずれかがかかります(NTT東日本・西日本の割引が適用されて0円になる組み合わせもあります)。重要事項説明書の条件は「サービス回線タイプおよび通信速度の変更を伴わない場合」なので、サービス回線タイプ(ファミリー/マンション)を変える場合も工事費が発生します。こちらの金額は工事の内容によって異なるとされ、公式には出ていません。
| 申し込み方 | DTI光側の工事費 |
|---|---|
| 回線新規(派遣工事) | 26,400円(1,100円×24回) |
| 回線新規(派遣工事なし) | 3,300円(一括) |
| 転用・事業者変更(速度タイプを変えない) | 0円 |
| 転用・事業者変更(速度タイプを変える) | 3,300円/11,660円/22,000円のいずれか |
転用・事業者変更でも、開通月(転用開始月・事業者変更開始月)の月額が0円である点と、割引が開通月の翌月から始まる点は同じです。
開通月に起きること、起きないこと
| 項目 | 開通月 | 開通月の翌月から |
|---|---|---|
| 月額基本料金 | 0円 | 発生する |
| 工事費の分割(1,100円×24回) | 請求なし | 1回目が始まる |
| 工事費相当額割引 | 適用なし | 分割開始と同時に適用 |
| ようこそ割・のりかえ割・クロス割 | 適用なし | ここから起算 |
| 解約手続き | できない | できる |
解約と移転ができない点は、利用規約 第12条3項に書かれています。
本サービスの開通月に解約や移転手続きを行うことはできません。ただし、初期契約解除が適用される場合はこの限りではありません。
重要事項説明書にも同じ内容が書かれています。
「最低利用期間はない」と「いつでもやめられる」は同じではありません。 最短でも、開通月の翌月に入ってから手続きすることになります。
なお開通月の月額が0円でも、請求が0円になるわけではありません。契約事務手数料と工事費は月額とは別枠です。
月額料金と、開通月の翌月から始まる割引
月額は申し込み方とプランで変わります。開通月は0円で、そこから3つの割引(ようこそ割12カ月・のりかえ割6カ月・クロス割6カ月)が順に切れていきます。下の表の「1カ月目」は開通月の翌月です。
| 申し込み方・プラン | 開通月 | 1〜6カ月目 | 7〜12カ月目 | 13カ月目〜 |
|---|---|---|---|---|
| 回線新規・ファミリー | 0円 | 4,840円 | 4,840円 | 5,280円 |
| 回線新規・マンション | 0円 | 3,740円 | 3,740円 | 3,960円 |
| 転用/事業者変更・ファミリー | 0円 | 4,290円 | 4,840円 | 5,280円 |
| 転用/事業者変更・マンション | 0円 | 3,190円 | 3,740円 | 3,960円 |
| クロス(新規開通) | 0円 | 3,190円 | 6,380円 | 6,380円 |
同じプランで見ると、転用・事業者変更の1〜6カ月目がいちばん安くなります。ようこそ割とのりかえ割の両方がかかるためです。
転用は、フレッツ光側の残債が一括で来ます
重要事項説明書の「第5.転用について」です。
NTT東日本・西日本フレッツ光の工事費用分割支払い期間中に「DTI 光」へ転用された場合、残債をDTIより請求いたします。当社に対する当該工事費用残債のお支払いは一括払いになります。なお、お客様の残債の状況によっては、本サービスへのお申し込みをお断りさせていただく場合がございますのでご了承ください。
DTI光で新しく分割が始まらないだけで、残債の話が消えるわけではありません。しかも残債の状況によっては申し込み自体を断られます。転用を考えるなら、いまのフレッツ光の工事費があと何回残っているかを先に確認してください。
事業者変更については、変更前の事業者の工事費残債についての記述がDTI側の資料にありません(書かれているのは「変更前の光コラボレーション事業者が定める違約金がかかる場合があります」だけです)。残債の扱いは変更元の規約次第なので、そちらで確認してください。
クロス(10ギガ)を転用・事業者変更で申し込むと、月額割引が1つも付きません
クロス割は「転用、事業者変更にてDTI光をお申込みのお客様は、本特典の対象外」、ようこそ割とのりかえ割はどちらも「DTI 光 クロス ファミリー/マンションプランをお申し込みされたお客様は対象外」と書かれています。3つとも外れるので、開通月の翌月から6,380円がそのままかかります。
工事費は3区分。光コンセントがあっても26,400円のことがある
重要事項説明書の「新規開通工事費用」です。
| 区分 | 金額 | 支払い方 |
|---|---|---|
| 派遣工事(屋内配線を新設する場合) | 26,400円 | 1,100円×24回 |
| 派遣工事(屋内配線を新設しない場合) | 26,400円 | 1,100円×24回 |
| 派遣工事なし | 3,300円 | 一括払い |
真ん中の区分の脚注です。
※2 派遣工事(屋内配線を新設しない場合)は、光コンセント設置済み(マンションのLAN方式を含む)が該当します。
光コンセントがすでに付いている物件でも、作業員が来るなら26,400円です。 3,300円で済むのは「派遣工事なし」だけで、こちらは分割の設定がありません。
土日祝日の派遣工事には3,300円(税込)が追加されます。ただし料金ページと速度変更(NTT西日本エリア)のページには、期間限定の免除が書かれています。
土日祝日は通常の工事費用に加え、3,300円の追加料金が掛かります。(NTT西日本地域における2026年7月1日~2026年11月30日の間に派遣工事で工事日が確定した受付完了分につきましては、追加工事費が無償となります)
免除の対象はNTT西日本エリアだけで、東日本エリアのページに同じ注記はありません。
自分がどの区分になるかは、申し込むまで決まりません
「派遣工事なし」で受け付けた場合でも、設備の不備などで緊急派遣工事に切り替わることがあります。
お客様側の環境が起因となり緊急派遣工事へ切り替えとなった場合は、通常の派遣工事費用をご負担いただきます。(NTTの設備区間が故障している等、NTT側の環境が起因となる場合はこの限りではありません)
3,300円で済む前提で申し込むと、26,400円の分割が始まることがあります。
契約事務手数料は別に3,300円です。新規・転用・事業者変更のいずれも同額です。
払い終わるのは開通から25か月目
重要事項説明書の脚注に「分割支払いは開通月の翌月の請求分(2カ月目)から開始となります」とあります。開通月には工事費の請求がないので、24回目はそこから23か月後になります。
「実質無料」は、24回払い切って初めて0円になる
工事費26,400円が無料になるわけではありません。特典ページの説明です。
本サービスをご契約いただいた方で、工事費分割支払いにより新規開通工事を行った方は工事費分割支払相当額(1,100円)を24カ月間割引させていただきます。
毎月1,100円が請求され、同じ1,100円が割り引かれます。適用のタイミングもここに書かれています。
本特典は工事費の分割支払い開始(開通月の翌月ご利用分)と同時に適用され、分割支払い終了時まで適用されます。
対象は「本サービスに新規で申し込み、新規開通工事(派遣工事)を行い、開通完了となったお客様」です。そして対象外がはっきり書かれています。
無派遣工事における工事費、追加工事費、オプションサービスの工事費、品目変更工事費などは割引の対象になりません。
派遣工事なしの3,300円も、土日祝の追加3,300円も、割引されません。 割引が効くのは新規開通の基本工事費(派遣工事)だけです。
逆にいえば、派遣工事で新規開通して24回払い切れば、26,400円は実質0円になります。
途中でやめるといくら残るか
重要事項説明書の脚注※3の前半に、解約したときの扱いがあります。
※3 24回の分割支払いとなります。分割支払い期間中に本サービスを解約(他光コラボへの事業者変更、シェアドアクセス事業者への光回線再利用を含む)した場合は法令の定める範囲内で分割支払い分の残期間の合計額を一括でお支払いいただきます。
利用規約 第31条5項も同じ内容で、こちらは「異なるエリアへの移転」も一括請求の対象に挙げています。解約すれば工事費相当額割引も止まります。
| 開通から数えた月数 | 終わっている支払い回数 | 残る回数 | 一括請求される額 |
|---|---|---|---|
| 3か月目 | 2回 | 22回 | 24,200円 |
| 6か月目 | 5回 | 19回 | 20,900円 |
| 12か月目 | 11回 | 13回 | 14,300円 |
| 13か月目 | 12回 | 12回 | 13,200円 |
| 19か月目 | 18回 | 6回 | 6,600円 |
| 24か月目 | 23回 | 1回 | 1,100円 |
| 25か月目 | 24回 | 0回 | 0円 |
「使った月数」ではなく「終わった回数」で数えてください。 1年使ったつもりでも、開通月には請求がないので11回しか終わっていません。この表は26,400円・1,100円×24回と上の引用から当サイトが計算したものです。公式サイトに同じ表はありません。
規約と重要事項説明書に契約解除料の定めがないことと、解約時に何も払わずに済むことは別の話です(公式のご注意事項ページには「発生する場合がございます」とあります。後述)。解約料の有無ではなく、分割の残り回数を見てください。
最低利用期間はない。ただし解約は月末締めで日割りがない
DTI光には最低利用期間の定めがありません。利用規約の第16条は一文だけです。
本サービスには、最低利用期間はありません。オプションサービスについては、重要事項説明書、WEBページ等において定めます。
ただし解約の効力が生じるのは、日付ではなく月末です。利用規約は「サービス廃止日の属する月の末日をもって本サービスの解約となります」と定めており、重要事項説明書は解約月の扱いをこう書いています。
解約月の月額費用は全額のお支払いとなります。(日割りはございません)
開通月に解約できないのは前述のとおりですが、初期契約解除の制度だけは別です。重要事項説明書は「申込内容確認書を受領した日から8日を経過するまでの間」に申し出れば契約を解除できるとしています(法人契約は対象外、申請書の送付が必要)。ただし違約金がかからないだけで、それまでの利用料金・契約事務手数料・実施済みの工事費は請求されます。
この記事で確認できていないこと
断定を避けるため、記事内で触れていない項目です。
- ご注意事項ページにだけ「最低利用期間内に解約した場合、契約解除料が発生する場合がございます」「申込経路、及びご利用期間により契約解除料の金額が変わります」と書かれています。 利用規約と重要事項説明書には契約解除料の定めがなく、規約が優先すると両方に書かれているため、この記事は規約を採りました。ただし「申込経路」には当サイトの広告リンクも含まれます。申し込み画面の契約条件を必ず自分で確認してください
- 解約時の回線撤去工事費の有無と金額。どの資料にも記載がありません
- 10ギガ(クロス)の新規開通工事費が1ギガと同額かどうか。工事費の表はプラン別に分かれていません
まとめ
すでにフレッツ光や他社の光コラボを使っていて、速度タイプを変えずに乗り換えるなら、DTI光側の工事費はかかりません。1ギガなら最初の6か月はファミリー4,290円・マンション3,190円で、同じプランならこの6か月がいちばん安くなります(クロス(10ギガ)は割引の対象外です)。乗り換える前に確認しておくことは1つ、いまの回線の工事費があと何回残っているかです。
回線を新しく引く場合に決めておくとよいのは、その住所に2年以上住む見込みがあるかです。工事費の分割が終わるまで25か月かかります。
- 転用・事業者変更で速度タイプを変えなければ、DTI光側の工事費は0円
- 転用・事業者変更なら1ギガの最初の6か月はファミリー4,290円・マンション3,190円(クロスは割引の対象外)
- 回線新規の派遣工事費26,400円は1,100円×24回。24回払い切れば工事費相当額割引で実質0円
- ただし分割は開通月の翌月から始まるので、12か月目でやめると14,300円が一括で来る
- 光コンセント設置済みでも派遣工事なら26,400円。3,300円で済むのは「派遣工事なし」だけ
- 転用はフレッツ光側の残債が一括で来て、残債次第で申し込みを断られる
- 最低利用期間はないが、開通月は解約できず、解約は月末締めで日割りもない
いま使っている回線がフレッツ光か他社の光コラボで、速度タイプとサービス回線タイプを変えずに乗り換えるなら、DTI光側の工事費はかかりません。提供エリアは公式サイトで確認できます。