料金と条件を検証

スマホのセット割は「最大1,100円」でも手元に残る額が3社で違う。必須オプション代を引くと330円になる

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光回線とスマホをまとめると、スマホ代が安くなります。ドコモ光セット割・おうち割 光セット・auスマートバリューの3つで、表示される割引額はいずれも月1,100円前後です。

ただし2社は、この割引を受けるために毎月払うオプションが条件になっています。その分を引くと、手元に残る額は変わります。

先に結論
  • ドコモ光セット割は指定オプションが不要。提供条件書に加入条件の記載がなく、申し込みも不要(自動適用)
  • おうち割 光セットは指定オプション(3点セット)550円/月への加入が必要。割引1,100円との差引きは550円
  • auスマートバリューは「ネット+電話」が条件で、auひかりの電話は770円/月。差引きは330円
  • ただしauひかりは、最初の35カ月は電話の770円が初期費用相当額割引で相殺される。この期間の差引きは1,100円
  • ソフトバンク光の工事費割引はオプションと無関係なので、550円は全期間を通じて実費
  • ahamo・ahamo光はドコモ光セット割の対象外。irumo 0.5GBも対象外
  • 3社の差は、36カ月目以降で1,210円と330円(約3.7倍)

この記事は、3社が公開している提供条件書と公式ページ(2026年8月5日確認)に書かれている内容だけを整理したものです。金額は特記のない限り税込です。

割引額と、条件として必要な月額

割引額(月額)条件として必要な月額差引き
ドコモ光セット割1,100〜1,210円なし1,100〜1,210円
おうち割 光セット1,100円550円(指定オプション)550円
auスマートバリュー1,100円770円(電話)330円
同じ「最大1,100円割引」で、手元に残る額の差 3.7 倍 ドコモ MAX の1,210円とauスマートバリューの差引き330円から当サイト算出(auひかりの36カ月目以降)

auひかりについては期間で分ける必要があります。詳しくは後述しますが、最初の35カ月は電話の770円が別の割引で相殺されるため、この期間の差引きは1,100円です。

期間ドコモ光セット割おうち割 光セットauスマートバリュー
1〜35カ月目1,100〜1,210円550円1,100円
36カ月目以降1,100〜1,210円550円330円

ドコモ光セット割:オプションも申し込みも不要

提供条件書の「2.提供条件」にはこう書かれています。

(1)お申込み 不要(適用条件を満たすことで自動適用)

そしてこの提供条件書には、光電話などのオプションへの加入を求める記載がありません。条件は「ドコモ光」とペア回線の指定、または同一「ファミリー割引」グループ内にペア回線が含まれていることです。

割引額は料金プランごとに決まっています。

料金プラン割引額(月額)
ドコモ MAX / ドコモ ポイ活 MAX / ドコモ ポイ活 20 / ドコモ mini-1,210円
eximo / eximo ポイ活-1,100円
irumo 9GB / 6GB / 3GB-1,100円
irumo 0.5GB割引なし
5G ギガホ プレミア / 5G ギガホ / ギガホ プレミア / ギガホ2 / ギガホ-1,100円
5G ギガライト・ギガライト2・ギガライト〈ステップ4:~7GB〉-1,100円
同〈ステップ3:~5GB〉-1,100円
同〈ステップ2:~3GB〉-550円
同〈ステップ1:~1GB〉割引なし

割引は「同一『ファミリー割引』『ビジネス通話割引』グループ内の全ての『ドコモ MAX』等に対して」適用されるとされています。

ahamo と ahamo光は対象外

提供条件書に明記されています。

なお、「ahamo光」は「ドコモ光セット割」対象外です。

さらに「『ドコモ光』から『ahamo光』に変更した場合は、同一ファミリー内の全ての携帯電話回線の『ドコモ光セット割』は翌月より適用対象外となります」とあります。家族の1回線の判断が、グループ全体の割引を止めます。

irumoも0.5GBの契約は対象外、5Gギガライト系のステップ1(~1GB)も割引がありません。使わない月ほど割引が消える設計です。

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GMOとくとくBBのドコモ光

おうち割 光セット:3点セットで550円

提供条件書の注記です。

SoftBank 光およびSoftBank 光+の場合、指定オプションサービスへのご加入が必要です。

指定オプションは、SoftBank 光・1ギガの場合、「光BBユニットレンタル」+「Wi-Fiマルチパック(またはWi-Fi地デジパック)」+「ホワイト光電話など」の3点セットです。この3点をまとめた提供料金が示されています。

電話サービスの選択3点セットの提供料金(月額)
ホワイト光電話 基本プラン500円(550円)
ホワイト光電話 基本プランα1,000円(1,100円)
だれとでも定額 for 光電話1,500円(1,650円)
光電話(N)基本プラン(N)500円(550円)
光電話(N)スマート基本プラン(N)1,500円(1,650円)
BBフォン467円(513円)/500円(550円)

括弧内が税込です。BBフォンは「SoftBank 光・10ギガでは467円(513円)となり、SoftBank 光・1ギガでは500円(550円)です」と注記されています。

割引額のほうは、データプラン各種(ペイトク/メリハリ無制限/ミニフィットなど)で1,000円(1,100円)です。差引き550円が手元に残ります。

割引期間は「永年」、適用回線数は「対象固定通信サービス1回線に対して最大10回線」です。

ソフトバンク光には、この550円を相殺するものがない

ソフトバンク光の工事費割引キャンペーン(1,980円×24ヵ月)は、適用条件に指定オプションを含みません。つまり550円は全期間を通じて実費です。

この点がauひかりと違います(次の節)。

なお指定オプションは料金だけの話ではありません。光BBユニットは通信機器のレンタルなので、外すと自前で用意する必要があります。ただし提供条件書には3点セットの価格しか載っておらず、単体の価格や、外した場合に通信がどう変わるかは書かれていません。

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【SoftBank 光】新規お申込みキャンペーンサイト

auスマートバリュー:電話が条件で770円

公式ページの条件です。

「auひかり」などの「対象のご自宅のインターネットサービス」(ネット+電話のセットでのご利用が必要です)

電話がないと適用されません。 そして同じページに加入例が載っています。

加入例)auひかりホーム・ずっとギガ得プラン(契約期間3年)の場合、基本料金5,610円/月+電話月額利用料 770円/月が別途必要です。

割引は対象プランで翌月から1,100円/月(U18バリュープランは550円)。単純に引くと330円です。

ただし最初の35カ月は事情が違う

auひかりの初期費用48,950円を相殺する「初期費用相当額割引」は、ネット分と電話分に分かれていて、電話分は770円/月×35カ月です。電話を契約しなければこの分は適用されず、26,950円が自己負担になります。

つまり電話の770円は、35カ月のあいだは工事費の割引として戻ってきます。この期間はauスマートバリューの1,100円がそのまま残る計算です。

  • 1〜35カ月目:電話代770円 − 初期費用相当額割引770円 = 0円。差引き1,100円
  • 36カ月目以降:割引が終わるので電話代770円がそのまま。差引き330円

35カ月ぶんの割引累計は1,100円×35カ月=38,500円です。

内訳の詳細はauひかりの「初期費用実質0円」は電話サービスの月額で払っているにまとめています。

適用回線数は「ご自宅のインターネットサービス1回線につき、au携帯電話(タブレット・PC含む)合計10回線まで」です。適用は「お申し込み翌月以降」なので、申し込みが必要です。

2025年7月1日から条件が改定され、住所の異なる家族も申し込めるようになりました。ただし「対象のご自宅のインターネットサービスのご契約者と別姓や別住所の場合、店頭でのお手続きおよび家族関係を証明する書類が必要です」とされています。

対象はauひかりだけではありません。コミュファ光・eo光・Pikara・メガエッグ・BBIQ・J:COM、光コラボではBIGLOBE光・So-net光・@nifty光なども対象です。ただし「『ネット+電話』、『ネット+テレビ』、『テレビ+電話』は、同一の会社でのご利用が必要です」という条件があります。

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【auひかり】

家族の回線数で見え方が変わる

3社とも、割引はスマホ1回線ごとに付きます。一方でオプション代は回線1本ぶんです。

スマホ回線数ドコモ(1,100円)ソフトバンク(1,100円−550円)au 36カ月目以降(1,100円−770円)
1回線1,100円550円330円
2回線2,200円1,650円1,430円
3回線3,300円2,750円2,530円
4回線4,400円3,850円3,630円

オプション代は増えないので、回線が増えるほど差は縮みます。1回線だと3.3倍の差ですが、4回線では1.2倍程度です。家族でまとめて使うなら、オプション代の有無はそれほど効きません。

この記事で確認できていないこと

  • ソフトバンク光の指定オプション(光BBユニットレンタル/Wi-Fiマルチパック/ホワイト光電話)の単体価格。 提供条件書に載っているのは3点セットでの提供料金だけです
  • 指定オプションを外した場合に通信品質へどう影響するか。提供条件書には記載がありません
  • ドコモ光セット割の適用回線数の上限。 ファミリー割引グループ内の全回線に適用とありますが、上限の明記を見つけられませんでした(ビジネス通話割引は上位20回線と記載)
  • auひかり以外の対象回線(コミュファ光・eo光・光コラボ各社など)でauスマートバリューを使う場合の電話オプションの月額
  • 各社のセット割が代理店経由の申し込みでも同条件で適用されるか
  • 光回線側の月額そのものの比較。この記事はセット割の差引きだけを見ています

まとめ

  • ドコモ光セット割はオプション不要・申し込み不要で、1,100〜1,210円がそのまま残る
  • おうち割 光セットは指定オプション550円が条件。差引き550円で、これは全期間実費
  • auスマートバリューは電話770円が条件。差引き330円だが、最初の35カ月は工事費割引で相殺されて1,100円
  • ahamo・ahamo光・irumo 0.5GB・5Gギガライトのステップ1は対象外
  • 家族の回線が増えるほど、オプション代の有無による差は縮む

「最大1,100円割引」という表示だけで比べると、条件として毎月払う額が抜け落ちます。 光回線そのものの費用については、光回線をやめるときに効くのは解約金ではなく工事費の残りに5社の比較をまとめています。